スカイ・クロラ
再読。
主人公カンナミのドライなようで面倒くさい思考がなんか好き。
土岐野との会話中のジョークも良い。この雰囲気確かに森博嗣さんだわ。
最初読んだ時はS&Mシリーズとか百年シリーズと全然違ってて違和感あると思ってた。
カンナミが撃ってからそのターゲットはもう見ないの理由は納得なんだけど、ヒットした自信がないと出来ない気がする；理解してくれる人あんまりいないらしいが。
フーコがかつていたパイロットのジンナミを覚えていて墓参りしたがってるのがなんとも言えなかった。
割り切った関係だけじゃなかったんだなって。
今までもこれからもパイロットたちは入れ替わるだろうし、いなくなったパイロットたちのことは早く忘れた方が楽なんだろうけど。
思いついてはカンナミを実験台にしようとする笹倉。なんか憎めないけど、カンナミも上から怒られるのがちょっと；
でも、こういう天才は嫌いじゃない。
草薙はあまり部下に好かれてないみたいだけど、彼女もふと見せる言動が人間的でいいなと思う。
その辺ちょっと主人公のカンナミと似てるかも。
今のとここの隊のメンバー好きなのでなるべく死なないといいな。
と思った直後にあれだった。悲しいけど、やっとやりたかったことがやれたんだね…と思うことにする。
この世界での戦争の扱い、キルドレについてがまだよく分からないので今回はシリーズ読破予定。
特にキルドレが気になる。
三ツ矢さん、正気ではなかったから言ってたこと全部本当分からないし。