(仮)花嫁のやんごとなき事情1 ～離婚できたら一攫千金！～
フェルディアは王女の身代わりに敵国の皇子に嫁ぐことになった。彼女に与えられた使命は皇子と円満に離婚することだったが…
ガウェイン院長が好みすぎる。主人公の心配している様子とセリフのギャップが良い。
なので、いつもならありがたい展開の早さがうらめしい。
フェルの性格のおかげでコメディになってるけど、状況はかなり重めで危険だな。
夫のシレイネの印象が不穏なのも気になる。
厨房での会話には笑った。この出会いいいな。おしのびとか変装ネタ好きなので嬉しい。
イグレックがあまりに分かりやすい悪人だったため、それまでフェルに嫌なことした人々が可愛く思える。
ラナもクロヴィスも基本はいい人っぽいしな…
変装時のこの二人との関係は和んで好きだった。
正体明かされるのが楽しみなような残念なような思いで読んでた。
兄の件の解決の仕方は王道だけど安心感があってよかった。
あのレベルの危険人物なら王の信がクロヴィスにあるのは納得だし、罰せられるのもむしろ今頃になってかよ感あるもんな。
今回の失態の数々読んでると普段は慎重だったというのも疑ってしまうレベル…イグレック。
「とある月のひとりごと」を読むとニヤニヤしてしまうな。なるほど全部気づいていたのか。