小説 魔法使いの嫁 銀糸篇


魔法使いの嫁は世界観が大好きなので小説も読みたくて購入。

ブラウニーの話はホラーっぽかったのに途中バトルモノっぽくなってて面白かった。灰壁がああなってしまった理由がちょっと悲しい。
魔法機構の技師の話は、エルダとキリドの交流が好き。
使い魔の霧島よいなぁ。もともと魔術師や魔法使いと使い魔の関係好きなので色々読んでみたい。霧島はフクロウなのと堅い口調がいい。
プリンセス・オブ・ウェールズの設定も興味深いのでこの艦の日常が読んでみたい。
ダイアナが誰なのかはすぐ気づいたんだけど、そこも含めて設定と展開が好み。
妖精と人間の時と心が重なる瞬間というか、異種間の友情はいいなぁ。

ウルタールの猫視点の話は何気ない日常も和む。ちょっと揉め事はあったけれど、原作のあの事件に比べればな…
内容は陰鬱だけど、冷静にものごとを見ている孤児の少女の話は読みやすくてともて引き込まれた。
妖精がかかわってきた直後はホラーか!?ってなったけど、やっぱりある意味ホラーだった。真相も悲しく残酷で良い。
ただ、アニエラの正体についてとかもやもやする結末ではったかも。
読者の想像におまかせする感じなのかと思ったけど、クトゥルーなのか。

重い話もあったので稲妻ジャックの話は爽快だった。
ハッピーエンドだしね。竜のひなは小説版もかわいい。
漫画で今後どうなるか楽しみ。

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