Solty Rei

私が観ていたGyaoで配信されていたアニメが続々とエンディングを迎えていきます。
『Solty Rei』もついに完結。
不安はあったものの、ハッピーエンドで見終えた後の後味も良くおすすめアニメです。
公式サイト

(※ワールドガイドは思いっきりネタバレしているので、アニメを観てから見た方がよいような気がします;)
ある日、賞金稼ぎのロイは仕事中に上から降ってきた機械仕掛けの少女ソルティーと出会い助けられる。
なぜかソルティーはロイを慕い付きまとい……二人は共に暮らすようになった。
様々な出会いと出来事が、ソルティーを人間らしく成長させていく。
護りたい存在ができることと、自らが人でないことに対する苦悩しながらも、ソルティーは幸せな時を過ごす。
しかし、それぞれが求めていた事実が明らかになっていくにつれ、大いなる陰謀と狂気の渦がソルティーたちを巻き込んでいく…

SoltyRei Vol.1 通常版 SoltyRei Vol.1 通常版
斎藤桃子 中田譲治 浅野真澄

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2006-01-25
売り上げランキング : 40293

Amazonで詳しく見る by G-Tools

キャラデザ、キャラ萌え、ストーリー展開、世界観総合すると…GONZO作品では一番好き。
次いで『スピードグラファー』ですかね。
『Solty Rei』はほのぼのとシリアスによる緊張と緩和のバランスがすごく良かったように思います。
序盤からバトルシーンはあるものの基本はほのぼのとコメディだったので、物語に親しみ易かったですし。
後半に行くほどSF色が徐々に強くなっていくので、難しいとか硬い印象も受けない。


AI(アイ)はプログラムされるのか…がテーマなのでしょうか?
ちなみに愛と言ってもこの物語のメインは家族愛です。
親子愛萌えの私にとっては、嬉しい設定でした。
以下は主にキャラに関する紹介と語り。
主人公である天然系美少女のソルティーには、毎度とっても癒されました。
言動はもちろん、声がキャラにあっていてとっても可愛い。
ほえほえしていたソルティーも一年間様々な人や出来事に関わることで、少しずつ自分の考えを確率し人間らしくなっていきます。
彼女の正体は最終話まで引っ張られるので、それをアニメ中で知りたい方は公式サイトのワールドガイドを見てはいけません。
全身が機械である彼女は、見た目に反してかなりの馬鹿力。体は人間の少女のサイズですが、恐らく巨大人形ロボットなみの破壊力を持っています。
その力に目をつけたのが、もう一人の気が強い美少女ローズ。
盗賊の彼女が、ソルティーを仲間にしようと取る行動がこれまた楽しませてくれます。(周囲が迷惑被ってたりして…)
しっかりしているようでドジなタイプ。我侭に見えて、その実仲間の幸せを願う良い子ですね。
賞金稼ぎ事務所の一人娘は、時々子供らしい感情的な面を見せる以外はとってもしっかりした女の子カーシャ。
表向きはクールで大人っぽいけれど、内面は感情的でまっすぐで子供らしい。そのギャップがこれまた可愛い。
そして、美少女と同じぐらいこのアニメはオヤジ萌え要素があります。
ソルティーの親代わりとなるロイ・レバントは、賞金稼ぎ。
渋くてかっこいいんですが、内面はちょっと(?)感情的。
行方不明になった娘を12年間探し続けた結果ちょっとガラ悪いオヤジになっちゃってます。
某所でこのアニメでは、ロイがツンデレだと書いてあるのを見て思わず納得しました。
彼は間違いなくツンデレだ…しかも、実の娘のあの子もちょっとツンデレだし似てるんですね;
最初は自分に付きまとってくるソルティーが鬱陶しくて仕方がなかったのに、段々と娘のように思っていく過程が微笑まして素敵です。
最終話のロイは、もう素直過ぎて可愛い可愛い。
ラスト手前でソルティーを引きとめようとするロイを見て、どんだけ萌えさせれば気が済むんだ、このおっさん!?と脳内で叫んでしまいました。
美少女におっさんと女性としてはちょっとマイナー(?)よりな萌えを紹介しましたが、美青年も登場します。
ローズの兄であるアンダーソン兄弟は、かっこよい系のラリーと可愛い系のアンディは美形兄弟。
じゃっかん上のメンバーほどは出番が減りますが、それぞれちゃんとキャラが立っていて後半は大活躍する場面も。
戦闘が得意のラリーと、ハッキングなどを得意とするアンディは、性格も大分違っていてどっちも結構好き。
本来賞金稼ぎのロイたちと盗賊であるアンダーソン兄弟は敵同士。
それでも互いの目的のために協力体制をとるなどの展開が好みでした。
でもまぁこのアニメの美青年代表は、黒幕は違うけど表向きには悪役だった仮面の男アシュレイ・リンクスですかね。
私とっての、Solty Rei中での好きキャラトップ3は、ソルティー、ロイ、アシュレイだったりします。
アシュレイは、最初こそそんなに目立たず、人のよさ気な言動を取っていましたが、後半その言動が激変。
愛しい人を想う心が200年の時をかけてゆっくり狂気へと変わっていった悲しい人。
他にも美人だけれどちょっと天然(?)の賞金稼ぎ事務所の所長ミランダ。
頭は良いのにリゼンブルマニアであやしい人物、へたれ眼鏡のユート。
過去に罪を背負い、それを償おうと動き出す渋いおじさんジョセフ。
特殊な遺伝子を持つプロシードの女性四名などなども魅力的なんですが、キャラクター多すぎorz
プロシードに関してはストーリーの細かいことにも関わってくるので、これ以上はもうぜひ見て下さい!と宣伝することにして、この辺で終了。

inserted by FC2 system