HELLSING

1は、コミック一巻の内容をまとめたような内容でした。
たぶん原作を知らなくても理解できる範囲かと思います。
シナリオは展開が前後してるのと省略箇所がある以外は原作に忠実なので、原作好きにはおすすめ。
体がボロボロのグールや血液描写が大量にあるので、グロいの苦手な方は注意。まぁ、そういう方は興味もたないかと思いますが。
最近、そういうのに耐性ができすぎたためか、私にはむしろ綺麗に見えたぐらいなのですけどね;(グロさに顔を歪めていた純粋な自分カムバック…)

HELLSING 1 HELLSING 1
平野耕太 倉田英之 中森良治

ジェネオン エンタテインメント 2006-02-10
売り上げランキング : 7341
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る by G-Tools

OVA版HELLSING公式サイト
国教を脅かすフリークスたちを相手に戦い続けてきた英国の特務機関ヘルシング機関とフリークスたちの戦いを描く漫画『HELLSING』のOVA版。
1では、婦警のセラスが吸血鬼となるチェーダース村の吸血鬼事件から、何度もアーカードのライバルとして登場するアンデルセン神父との初戦闘終了までが描かれている。
原作もそうなのだけど、戦うことが好きな狂ったキャラたちがかっこいい!、って感覚が理解できない人には厳しい一品。(たぶん)
その点、もともと戦闘馬鹿なキャラが好きな私にはたまらない作品だったりします。
美しい吸血鬼モノも好きなのですが、それらとはまた違った強くかっこいい吸血鬼たちが魅力的。
私が好きな作品の中でも特に好き嫌いが真っ二つに割れそうな感じですね。


キャストは…
アーカード 中田譲治
セラス・ヴィクトリア 折笠富美子
インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシング 榊原良子
ウォルター・C・ドルネーズ 清川元夢
アレクサンド・アンデルセン 若本規夫
↑こんな感じで、いいんですが、中でもアンデルセン神父の若本さんがこれまた濃いです;
原作よりも狂った感じが伝わってきます。
平野さんキャラ独特の顔の歪め方などが、結構良い感じに再現されていてそれがいい雰囲気だしてます。
あれがまたかっこいいんだな。
とにかくアーカードがかっこいい。(終わり付近でセラスと話すアーカードは特になぜか美化されていた気もする;)
戦闘シーンもキャラの動きはもちろん、武器の描かれ方がこれまた好みでした。
アニメ全体でもそんなに長い話ではないので、インテグラや執事のウォルターに見せ場があまりなかったのが残念。
今後もうちょっと活躍してくれると嬉しい。
ヘルシングと言えば、あの皮肉と皮肉のぶつかりあいのような言葉の掛け合いも見所なんですが、それも今回はそんなに勢いがなかったかも。
その辺りは、今後の13課とのやり取りに期待しよう。
原作でも、アーカードとアンデルセン、インテグラとマクスウェルが対面している時がやっぱり見ていて楽しいので。
あと少佐ですよ。少佐。早くも最後に少佐のシルエットが出てきて今後の期待がふくらみました。
ミレニアムの皆さんも好きなんですよー。
ま、でも次回は取り合えずルークとヤンご一行によるヘルシング邸襲撃ですね。
その次は、ワイルドギースの出番かな?彼らの出番もこれまた待ち遠しい。
でも一番好きなのはなんと言ってもセラスだったりします。
絵的には、前回のアニメではなかった目の色がその時々で変化するというのが好き。
肺を打ち抜かれて死に掛けた際は、セラスが幼い頃を思い出す描写があったので思いのほかひっぱってましたね。
彼女をアーカードが連れ帰るシーンは、ちょっと原作と違う展開でしたがコメディ調なのは一緒でした。
あの様子だと、ハルコンネンの精が出てくるシーンもちゃんと再現されそう。
アーカードならあり得る展開だけど、いきなりセラスのベッドサイドに出現した時はセラスと一緒にびっくりしてしまいました。
てか、あれ…セラスが自分の胸に空いた穴がどうなったか確認してる時にはもういたんでしょうか?
彼なら、セラスの裸見ても素で流しそうですけど;
アーカードとセラスの会話は結構多く、アーカード×セラス派の私には嬉しい限り。
セラスがマスターの首を抱きかかえて呟くシーンとかは、可愛いくて思わずときめきそうになりました。
意外だったのは、アーカードの幼い姿バージョンがちょろっと出たことですかね。
今の話には関係ないので、まさか見れるとは思わなかった。

inserted by FC2 system