銀の竜騎士団 王女とウサギの秘密の王宮

銀の竜騎士団 王女とウサギの秘密の王宮<銀の竜騎士団> (角川ビーンズ文庫)
KADOKAWA / 角川書店 (2012-12-27)
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身分を隠して竜騎士団で修行中の王女シエラ。
そんな中、シエラは帝国の皇子の接待を命じられた。
失敗を許されない外交の側役にはなんとスメラギがつことになって…

冒頭からルーが愛らしすぎてたまらない。
そっか、ルーみたいに主と接する竜は珍しかったのか。
特別感あっていいような残念なような。

スメラギ…ルーシェと王女が同一人物だと本当に気づいてないのかな。
これぐらい抜けたところがあってもいいとは思うけども。
カイトから苦労人臭がしてきたなぁ。
デュラクのことを任された時のエピソードは笑ってしまった。
続いてルーシェの正体も気付いてしまうとは。

アシュアは人間的好きだが、帝国は好きになれそうにない
好き嫌いの問題じゃないだろうけど。

スメラギの出自が予想外。
竜をさずかる理由にも深い意味とか今後出てくるんだろうか。
確かにどの国の民でも授かる可能性があるとなるとそれ事態を理由に戦争が起きてもおかしくないし。

軍船に向かって話すアシュアはかっこよかった。
無事成長して帝国の未来の政に関わって欲しい所。
こういう展開は燃える。

甘い空気を漂わせつつも、オチがあれとは。
シリスの目論見通りなんだろうけど、いつ真相に気づくんだろうか。

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