ハウス・オブ・ナイト II 裏切りの瞳
ハウス・オブ・ナイト II 裏切りの瞳 (角川文庫)
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P・C・キャスト K・キャスト古川 奈々子
角川書店(角川グループパブリッシング) (2011-04-23)
売り上げランキング: 750,103
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学園の人気者エリック、大人の魅力あふれるヴァパイアであり講師のローレン、人間の元彼ヒース。
三人の間で揺れるゾーイだったが、そんな彼女の親友の身に信じれらない悲劇が…
エリックが恋のお相手で固定かと思ってたらそうでもないのか。ちょっと意外。
おいおい…アフロディーテの両親もなかなか酷いな。ゾーイの父親よりも危険な思想じゃない?
というかヴァンパイア舐めてるよな。
確かにアフロディーテは悪いことをしたけど、これ以上彼女の立場を悪くすることないのに…
ローレンがゾーイの話を聞き、印を指でたどるシーンにはドキドキ。
タイトルが不穏なのであまり登場人物を信用出来ないとはいえ、ときめくのは仕方ない。
頼れる大人っていいよねと一巻で思ったばかりなのに、ネフェリットまで信じられないというのが辛いな。
ヒースは更生しているようなので、ゾーイのことは忘れてまっすぐ生きて欲しい。
次々と彼の友人が亡くなっているのがフラグとしか思えず心配でした。
展開は思っていたより残酷で、不安はより悪い形で現実になってしまった。
でも、より事件の真相が気になってくる。
マークス刑事がいい人でほっとした。
ヴァンパイアと人間の関係の可能性についても前向きになれる存在でいいね。
次巻では事件とゾーイの恋、どちらもすっきりできるといいなぁ。