映画ドラえもん のび太のパラレル西遊記

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藤子・F・不二雄 大山のぶ代 小原乃梨子

ポニーキャニオン 2002-07-17
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西遊記に登場する孫悟空は本当にいると思いこんでいたのび太は、三蔵法師が旅をしていた時代で自分にそっくりの孫悟空を目撃。
皆に信じてもらおうとするが、まったく信じてもらえず皆を連れて再びその時代へ行くが…
人間に代わって妖怪が多く暮らす世界を元に戻すためのび太たちが妖怪たちと戦う劇場版『ドラえもん』第9弾。
のび太が勘違いや見栄から何かを言って→困ったのび太はドラえもんに相談→何か道具を出してもらう→悪いことが起こる→他の三人を巻き込んで冒険
というが、ドラえもんの映画で多いパターンかな。
今回もそんな感じ。
ただ今回は、のび太たちが楽しんでいる部分が殆どなく、仲違いをしていたり敵と戦っていたりとシリアスな部分が多いです。
また、妖怪になってしまったのび太の両親や学校の皆の不気味さは、初めてみた幼い頃は本当に恐かった覚えがあります。
印象に残っている「パパの好物、とかげのスープ」という台詞と、とかげのスープの美味しくなさそうな見た目も忘れられません。
でも、ちょうど皆が妖怪になっていたというあたりが私は好きかも。
なんだか皆に違和感を感じるんだけど、なぜそうなってしまったのかが分かるまでひっぱるので。
最後のピンチを救ったのがドラミちゃんだというのは謎で微妙な部分。
他の映画でも多いのだけど、どちらかというとしずかちゃんの思いつきとかで解決する方が好み。
時間犯罪者が敵だった場合はタイムパトロールがなんとかする、というのはまだ納得がいくんだけど…
そういえば、三蔵法師と一緒に旅をしていた少年は、正体があれなわけですが…どういう経緯であんなに良い子になったんでしょう?
正体に沿った行動を取っている時も、申し訳なさそうにしてるし。

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