薔薇の乙女は運命を知る


これ莉杏がおかれた状況と心理描写がメンタルにくるな…リアルに想像できるので読んでて辛い。真実や優子との関係も、ありそうでなんかどちらもそれぞれ別の理由でろくな目に合いそうにないのがなんとも。

遼は一緒に外食行くあたりからあやしくなってきたな。義父と義母の彼に対する態度も違和感あるし、莉杏の中のピエロの存在も気になる。

莉杏が遼が自分を思い通りにしようと考えていることに気づくまでの過程も自然でいい。今までのことを思うといきなりフレッドたちを信じるのは違和感あるし。彼女が自分を表に出すのが苦手になった経緯も丁寧に描かれているので、言動にも説得力がある。うじうじしていても納得できるし応援したくなるので今後も楽しみ。遼の正体と目的も気になるところ。

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