桜嵐恋絵巻 ~ひととせめぐり~

桜嵐恋絵巻5 ~ひととせめぐり~ (ルルル文庫)
小学館 (2012-10-26)
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詞子と雅遠が出会って1年が経過した頃、宮廷では左大臣と右大臣の権力争いは激化し、二人の家の確執は深まる一方だった。
雅遠は呪いを気にして結婚を拒む詞子を呪いから開放するべく秘策を講じるが…

雅遠の噂や評判に対する受け止め方いいなぁ。本当こうありたいわ。
雅遠の妹も不憫なことに…あの弟も最近は少し残念なのかなと思えてきたけど、妹の方はなぁ。
好きに生きれないのは男女共通といえど、身分ある姫となると出家するぐらいの覚悟と行動力ないと勢力争いの道具になるのを避けるのは難しそう。
まさか姉の女御も登場するとは。
父親が嫌な感じだったのでてっきり利雅意外も性格悪いのかと思ってた。
淡々としているようで妹思いで今のところは好きかも。
艶子の変化と詞子との別れは嬉しくも切なくなってしまった。
今更仲の良い姉妹になることはできないかもしれないけど…一応和解はできたんだよね。
未来への不安はあっても一歩前に進んですが清々しい終わり方だったな。

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