桜嵐恋絵巻~火の行方~

桜嵐恋絵巻 ~火の行方~ (ルルル文庫)
深山 くのえ
小学館
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家と呪いのために仲を秘密にしなければいけない源雅遠と藤原詞子。
二人の結婚と詞子を幸せをするために己の力のみで出世することを決めた雅遠は出仕することに。
そんなある日、雅遠は父親から結婚を命じられ…

検非違使の中にいる怪しい人物が気になりつ、登花殿の女御を匿うことになった詞子が心配でした。
ただ、女御と詞子が出会えたのはよかったかも。
この女御様のあり方は素敵。
彼女を愛する帝の印象も格段にUPするぐらい魅力的でいい。
幸せな人でも辛いことや悲しいことがあって、不幸な人でも嬉しい事や幸せな事がある。
詞子も似たような事を言っていたけど、こう考えると救われる時ってある。乗り越えられることも。
利雅は嫌なやつだけど、そこまで悪い人でもなさそうだな。
兄弟仲がどうなるのかも気になり始めてる。
もしかしなくても装束の予備って…面白…いや実は結構可愛い人なのか。
恩を売りたかったにしても、なんか憎めないなこの弟。

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