なんて素敵にジャパネスク 5 〈陰謀編〉

帥の宮と直接対決すべく、瑠璃姫は守弥や煌姫と手を組んである計画を立てる。
計画通り瑠璃姫の子宝祈願のため北の方をはじめとした三条邸の人間の多くは出かけて行った。
空になった三条邸に帥の宮をおびき出そうとする瑠璃姫たちだったが…

帯解寺がどういう寺か知らずに母にすすめてしまった瑠璃姫を少し気の毒に思いつつ笑ってしまった。
高彬も勝手に色々思い込んじゃってるし。(これはいつものことだけど)
今のあの母なら喜んで出かけるよね…とにかく新婚夫婦に口出ししたくてたまらないんだから。
ちょっと抜けてるけど、やっぱり守弥は策士だったわ。
守弥は捻くれているようで、普段相手にしている人たちは素直(というか分かり易い)な人たちだから仕方ないのか…
帥の宮はわけありでなければなぁ。
カプ的な意味でなく単体でならやっぱり萌えるツボな人物です。
ひねくれたり影のある感じや危険な香りがいい。
でも、彼本人より彼が口にする今上の話に反応してしまいました。
鷹男は特別。
苦しむ瑠璃姫を心配する煌姫にはちょっぴり驚きつつ、彼女を見直しました。
この姫、強かなだけでなく可愛い所もあるんだな、と。彼女苦労してきてるもんなぁ。
鷹男のいたずら心というか自分に似た帥の宮を姫のもとに使いに出したのは微笑ましくて萌えたけど、結果があれではちょっとうかつだったなと思ってしまう。
立場上仕方ないのかもしれないけれど、何かと周囲に問題を抱えている方だなぁ。
うーん、権力争いって物語的には好きだけどドロドロしてる…これから産まれる子供の性別一つで大きく変わってしまう世の中って恐い。
瑠璃姫と守弥は面白いコンビになったな。
危険な目に合うと分かってはいても瑠璃姫の後宮行きにはわくわくします。

inserted by FC2 system