なんて素敵にジャパネスク 3 〈人妻編〉
幼馴染の高彬とついに結婚した瑠璃姫。
人妻となって浮かれ気味の瑠璃姫だったが、新婚生活について北の方に口出しされる日々を送っていた。
そんなある日、夫の高彬から宮筋の姫君を預かって欲しいと頼まれる。
高彬とその姫の浮気疑惑が浮上する中、瑠璃姫は吉野で出会った峯男に見た人物を見かけて…
あの北の方がこうも姫に絡んでくるとは思ってなかったなぁ。
やはりこのシリーズの女性は強い。
一方男たちが…
高彬はまだ守弥と煌姫の関係を誤解したままだしなぁ。
少し落ち着いた瑠璃姫とは対称的に感情的になっている母や小萩というのが面白い。
とはいえ、最初は笑って読んでいられたけど、こうもしつこいと姫に同情しちゃうな。
守弥と再会したことで瑠璃姫は心穏やかというわけにはいかなくなってしまったけれど、アンコールでの二人のやり取りが好きだったので再会は嬉しかったり。
煌姫じゃ高彬を狙ってさえいなければ、結構面白くて好きなんだけどな；
高彬の身体を心配しつつも、久々のお忍びには色々な意味でときめいてしまった。
大江もなんかいいな。
ちょっときついところもあるけど、正直だし好感もてる。
瑠璃姫の株が上がって怒る高彬も喜ぶ融も可愛いなぁ。良くも悪くも。
今回は平和だったけど、そろそろ不穏な空気が漂ってくるんだっけ。
このシリーズ最初の方以外はよく覚えていなかったけど、あの宮様のことはなんとなく記憶に残ってる。
今からなんとも言えない気持ちだ。