ブラック・ラグーン 2 罪深き魔術師の哀歌
ブラック・ラグーンのノベライズ版第二弾！
無法者の街・ロアナプラ…その世界的にも例を見ない悪の緩衝地帯で、ＣＩＡが遂行しようとする秘密の計画とは？
一つの事件を様々なキャラクターの視点から追う。
ロベルタ復讐譚の後の出来事をロットンを主人公に読めるとなれば気にならないわけがありません。
時期的にあの後のロアナプラに興味があるし、ロットンの視点で世界がどう見えているかを知るのは面白そう。
もう一人はエダか。こっちも楽しみだな。
ロットンかっこいいじゃないか！
でも、ロットンだと思うと何をしても笑ってしまう。
ミステリアス＆スピリチュアル…電波もこんな言い方をするとよく聞こえるかもな。
ソーヤーもトリシアとはタイプが違うけど、どことなく思考が乙女で可愛い。
むしろソーヤーの方がギャップがある分より可愛く思える。
ダッチの視点が好きだ。ロットンのことをスタイリッシュ電波男って思ってたのには吹いたけど。
ロックを乗せようとする張さんとその話にまんまと乗ってしまうロック。
どちらも好きだ。
小説だと悪党らしいロックの活躍はあまり見れないけれど、小説の主人公は彼じゃないからいいよね。
やばい。ロットンとロックの会話いいなぁ。このコンビも好きかも。
まぁ、この二人が組むと周囲が困ることになりそうだが…
張だけでなくバラライカにも気に入られているロック。
この三人の危うい関係がたまらなく好きだ。
後半は思ったよりもロックが動いたな。
他の人物からの視点だったけど、新鮮でいい。
皆のロックの評価も面白かった。
出た！シャドーファルコン…今回のラストは濃いキャラ同士の対決か。
この二人がネタキャラで終わらないのは、馬鹿なところがあるけどあのロアナプラで生きていけるからだよなと思う。
トリシアのおちについては…うん、なんとなくそうだろうなという結末だったな。
後味が悪くないからいいや。
エダの方の落ちも吹いた。
エピローグのソーヤーによって謎だったとこも明かされてすっきり。（結局あのキャラが何者だったのかは分からなかったけど）
あの部屋にシェンホアが帰ってくるのを想像しただけで楽しいな。