デュラララ!!×5

成田 良悟
アスキーメディアワークス
発売日:2009-03-10

東京の池袋で折原臨也が再び動き始める。
何でも屋の異国の二人組、静雄を探す家出少女、冤罪で追われることになったバーテン服の男、ダラーズに復讐するため池袋にやってきた女たらし、愛しい人の帰りを待つ闇医者、何者かに襲撃されるクラス委員、近くにいながらそれに気づかない非日常を望む少年、混乱の渦中に巻き込まれていく“首なしライダー”。
そんな彼らのGWは…
おお、千景が想像以上にぶっとんでてかっこいい。
新羅の臨也に関する考察はなるほどと思った。
でも、彼に女の子がよってこなかったのは臨也と静雄のせいだけじゃないよね…
なんか、今までにも増して物騒になってきたなぁ。
1~3巻は本当に始まりに過ぎなかったという気がする。
茜ちゃんの目的、To羅丸に喧嘩を売ったダラーズのメンバー、チャットに姿を現さない臨也…などなど真相が気になる出来事がたくさんあって…わくわくしてきました。
そして、そろそろ帝人の覚醒を見ることができるんでしょうか。とっても気になってます。
しかも物語は池袋を飛び出すか。
最初から登場してるサイモンたちはロシア人だし、セルティもアイルランド出身だけど。
出生や事の発端がどうあれ、それらが集まって一つの歪んだ物語になる舞台が池袋なのか。
リンギーリンとドラコンの会話に吹きだした。危険な状況のはずなのに和む。
ヴァローナとスローンのやり取りの方がこれまた変で面白い。
なんか濃い登場人物が一気に増えたな。
後半になってやっと臨也が出てきた。
ろくなこと企んでないだろうけど、彼が出てこないと落ち着かない。
静雄が茜ちゃんに命を狙われた理由が分かった直後の反応が…今回、結構シリアスな展開っぽいのに、所々笑えていいな。
臨也が本気で静雄を殺したがっているのか少々疑問だ。
単に彼の中の人間という存在と静雄の間に違いがありすぎて、静雄にダメージを与えることができないだけかもしれないが…
あー、今回の話は前後編の前編だったのか!
すっごく気になるところで終わってしまった;

inserted by FC2 system