ティアムーン帝国物語～断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー～
勘違い要素ありの逆行モノ。
天然キャラ好きなのでこの主人公好み。わがままというより感情的で正直過ぎた点が逆行後はプラスに働いてる感じで面白い。
自分が処刑されるまでの日記が手元にあるのも今後の展開にどう影響するんだろうと気になる。
転生モノや逆行モノ主人公は記憶力がハンパないのが、特別な力がない場合はその代わりのギフトっぽいよなと思う。
アンヌやルードヴィッヒ、エリスなどいろいろなタイプの人間を味方につけていくミーアによって帝国がどう変わっていくんだろうと楽しみになった。
かつての仇敵シオンとの出会いもよかったけど、アベル王子との出会いシーンは気持ちよかった。
ミーアはただギロチンを回避したいだけだけど、そのために救われる人たちがいっぱいいるので読んでて心地いい。
クロエとの出会いは共感してしまった。そうそう、学生時代は趣味の合う仲間欲しいもんね。
コネ作り始めたアンヌ、本人が思っている以上に有能なのでは？
彼女も天然だけど信頼はできるし頼もしくなってきた。
弁当の話はそれまでの皆のイメージが少し崩れて笑った。
キースウッドは大変そうだった上に勘違いが加速したけど、皆が楽しそうで良かった。
周囲の勘違いの加速がひどくて、これは先が気になる。
ミーアは前の人生とは違う道を歩んでいるので結末も気になる。
ただ、時の流れが遅いのが少しネックかな。続きはいずれ読みたい。