転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す3

2023年6月2日


色に重要な意味がある設定好きなので、フィーアの髪の色に関するエピソードが好み。

今更だけど大聖女の扱いというか周囲にどう見られてたかの部分、本人勘違いしてる?なんか思ってた以上に重要視されてたというか奉られてるもんな。

今回は大聖女とも関わりのある地への慰問の話がメイン。シリルの母との会話には衝撃を受けた。本当なんで聖女はこんな歪んだ存在になってしまったのか…望まぬ結婚の経緯は語られてたけれど、幼い息子に言ったことや彼女が領地でやってきたことはあまりに酷い。夜のシリルとフィーアの会話で、フィーアが彼の地を訪れたことはシリルにはもちろん住民にとってもいい変化をもたらしてよかった。

大聖女と護衛騎士カノープスの出会いめっちゃ私の好みのやつだ…力だけじゃなくてあの性格だとそりゃサザランドの民もああなるよな。あれだけの力と人格を有する大聖女だもの。転生していたのがフィーアだけではないと分かったので、今後の楽しみが増えたかも。
勘違いモノは他者視点を読むのが楽しい。デズモンドサイドが私は好みだった。

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