戦国小町苦労譚 1 邂逅の時


農業高校に通う綾小路静子はある日戦国時代へタイムスリップしてしまう。
織田信長と出会いその知識が評価された静子は農村一つを任せられることに!?

コミック版の方を先に読んだせいか最初少し読みづらかった。
タイムスリップの経緯はコミック版の方が詳しく書かれている。

タイムスリップした女子高生が信長と出会い農業高校と祖父から得た知識や書籍の情報を頼りに活躍するという物語。
信長に殺されてしまうかもしれないという緊張感とのどかに流れていく村での生活のギャップもいい。
チート知識で出世していく様も読んでいて気持ちいい。
主人公が狼を従えていたりするところも好き。
静子の性格に癖があまりないのと信長の性格設定がオーソドックスなものなので物語に入り込みやすいかも。

今後もっときな臭くなったり、主人公に惚れる武将が現れたりするのをコミック版で読んでいるので小説も続きは気になる。

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