精霊術師さまはがんばりたい。
アルファポリス
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天涯孤独で水の精霊術が使えることで周囲に邪見にされている精霊術師のレイラは、ある日高名な剣士のお供に指名される。
悩んだ末に依頼を受けたレイラだったが、旅の途中に陰謀に巻き込まれ…
錬金術師も楽じゃない！？とはまた真逆のキツイ環境だな…本人の能力は今回も高そうではあるけど。
精神面もたくましい。
水が貴重な地域に住んでいながら水の精霊術を蔑ろにしている時点でなんでって思うし、そうでなくても周りが理不尽なことをしているのは分かるのでレイラが後ろめたく思う要素がないといえばないよな。
協会の連中を冷静に見てるレイラの思考いいなぁ。
協会以外の人は割りと普通でほっとした。
グレッグみたいにガラが悪いタイプのヒーローもちょっと珍しいかな。俺様なので陰険なのは多いけど。
グレッグはガラが悪いけど無駄に偉そうじゃないのがいい。
出発の際の薬屋の店主と大家さんの用意してくれたものにはじんときた。
レイラ見てると世話を焼きたくなるというのは分かる。
なんか、たくましい面もあるけど、放っておいたら死ぬんじゃない？大丈夫って思うもん。
コミュ力ない主人公のはずが物語を読んでいると、コミュ力あるじゃねーか！ってことも多いけど、この主人公はああ確かにないなと思う。
ただ、誤解を招くことを言わないし、何か言ったほうが良い時はしゃべっているから、それほど酷くはないのでは。
勘違いもされてないし。（ある意味勘違いモノの主人公はコミュニケーション能力低いもんな…）
と思っていたら、普段は会話がきょどってるタイプだったか…ストーリー中ではグレッグや薬屋さんとか話が通じるタイプとの会話が主だったもんな。
グレッグとレイナ、お互いのことを良く見てて、ちゃんと長所に気付いて認めあってるのが凄い。
まだ、出会って数日だぞ。これは見習いたい。
幼い頃辛い環境を乗り越えて今があるからレイラはたくましいのか。
師匠と出会えたのは幸運だったし、歪まなくてよかったな。
あえていうなら諦めるようになってしまったのが難点か。
こういう一種の呪いのようなのは現実でもあると思う。
ルーナの言動可愛いなと思ってたけど、男の子の姿になって納得だわ。
レイナになついている子供って感じだったんだ。
水の精霊王の恩返しにはロマンを感じるな。レイラが知らずに皮をはごうとしたことはともかく。
ルーナがレイラを好きなのも納得。
支部長の悪事多すぎだろう。レイラを利用したあげくに酷い仕打ちをしていたのも許せない。
と怒りを感じていたら、レイラが、大家さんや薬屋さんを自分の味方だと認識してなかったのにびっくり。
思っていたより冷めた目で見てたんだな。でも、気づけてよかった。
生活していくだけで精一杯だったレイラが楽しいことを見つけていく旅いいね。
グレッグとは短期間で恋愛まで発展しなかったのがむしろ好感持てた。
続きがあれば読みたい。