召喚士マリア(4) 眼差しに切なさを、沈黙に優しさを。
召喚士マリア(4) 眼差しに切なさを、沈黙に優しさを。 (富士見ファンタジア文庫)
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北沢 慶
富士見書房
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【内容と前回読んだ時の感想メモはこちら】
読みやすいので気分転換にもいいんだよね。このシリーズ。
自分も死ぬかもという理由でマリアを守っているとはいえ、フレイムは面倒見いいなぁと毎度思う。
その度にあの理由やっぱり建前だよなぁとも。
マリアにない知識も補ってくれてるし、彼と出会わなければ今のマリアはない。
小隊の前に姿を現したフレイムが楽しそう。フレイム好きなので彼が生き生きしていると嬉しくなる。
この辺で御者の正体思い出したけど、どんだけお忍び慣れしてるんだろう…ほとんどボロださないし、自分で御者の仕事できるんだもんな。
誤解を招くマリアとフレイムの会話には笑う。
いやもうこの二人、普段もじゃれているような会話多いしね。
二人共素直じゃないから余計に意味深な会話になったんじゃないかと思ったりもする。
ナナが可愛すぎる。
ナナとフレイムの会話もこれまた微笑まし過ぎました。
ナナのあの偏った情報はどこから来てるんだろう…夫婦別居とかの。
まぁ、フレイムとマリアは恋愛感情じゃないにしても両思いだと思う。
マリアがフレイムに本心を吐き出すシーンは涙が出てきた。
今までよく頑張ってきたけど辛かったんだろうな。
でも、こんなふうに悩んで悔しいって思える彼女だからこその強さとか魅力があると思う。
レッドソニアは気持ちのいい族長だった。強く誇り高くて賢い。
マリアへの恋心も暴走しないで秘められたままだけど、そこもよい。