召喚士マリア3 大空に憎しみを、白き翼に追憶を。【再読】
富士見書房
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【内容と前回読んだ時の感想メモはこちら】
これ黒幕のことはすぐに思い出した。最初からあやしかったけどね；フレイムがそういう意味では注目してなかったから油断してた。
フリーダが仲間になるのはこの巻からか。マリアの周りも賑やかになってきたよね。
フレイムの怪我、マリアをかばったからか。身を挺してマリアをかばうぐらいにはマリアのこと好きだしツンデレ可愛いよな。
フレイムのあれは自分も道連れになるからだけじゃないと思う。
生まれや幼いころの問題を抱えている人物が多いような気がする。
マリアは父親の存在があるし、アルには乗り越えたけれど子供の頃魔神に家族を殺されたトラウマがあったし、フリーダは生き方に疑問を持ち始めてる。
誰もが何かしら問題を抱えているし自然といえば自然か。
十代後半は将来をことを決めるころだし余計に悩みもするよね。
守護天使になると言っていたセラが堕天してから、ある意味守護天使みたいな存在になっているという皮肉。
今回はフレイムも含めてそれぞれの生き方について振り返ったり、それぞれが一歩前進する巻だったな。
罪人扱いされて命を狙われてもフリーダを助けようとしたマリアが好き。
ヘテロのフレイムも読んでみたかったかも。
性的な対象でないだけでマリアのこと好きだからまぁそこは満足なんだけど。
ノエルがフレイムを天使に戻したいのも指輪の中に入ったのも自分のためだよね。フレイムが言うように。
優しさっていうのは立場や価値観が違えば異なるもので、今もフレイムは優しいとこあるし。
ナナはあの玉が国宝で壊しちゃだめってしらなかったから、ああなるよな。
マリアたちもサザンも無事なら結果オーライなのでは…と思うけど、毎度真相を信じてもらえないからなぁ。
ドラゴンにこれからも仲良くして下さいねは最高の願い事だと思う。
あのドラゴンもマリアに友好的だったわけだし。