なんて素敵にジャパネスク

瑠璃姫は内大臣家の姫君。
16歳になった彼女の悩みは父の大納言から“結婚”を急きたてられていること。
ある夜、父親の陰謀によって権少将と強引に結婚させられそうになってしまう。
追い詰められた瑠璃姫を救ってくれたのは、弟の友人であり瑠璃本とも面識のある高彬だったのだが…
瑠璃姫が巻き起こす騒動と自身が巻き込まれた事件を解決していく平安活劇ラブコメディー。

中学生の頃はまりました。(出会いなどはさっぱり思い出せないのですが…)
時々平安時代モノが読みたくなる原因の一つです。
お姫様なのに勝気で行動的、頭の回転は悪くないけれど情に脆くて突飛な行動に出ることもある…そんな瑠璃姫が好きで好きで、毎度応援しながら読んでいます。
彼女の一人称で綴られる物語が読んでいて気持ちよく、面白いんですよ。

高彬は真面目で可愛くて一途という魅力があるのですが、萌えとしては断然鷹男派です。鷹男のポジションや設定は高彬のライバルとしては美味し過ぎますし、しかもドキッとする場面も多い。まぁ、瑠璃姫は高彬とくっつく方が幸せだろうなとは分かっていてもついつい応援してしまいそうになります;一巻ラストも含めて、瑠璃姫と高彬の運のなさというか、タイミングの悪さには申し訳ないんだけど笑ってしまいました。

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