恋のドレスと陽のあたる階段―ヴィクトリアン・ローズ・テーラー
恋のドレスと陽のあたる階段―ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (コバルト文庫)
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青木 祐子
集英社 (2011-04-01)
売り上げランキング: 456,282
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ランベスのガイアスタイン城を訪れたクリスとシャーロック。
シャーロックが両親にクリスを恋人として紹介するのが目的だった。
だが、クリスを待ち受けていたのはシャーロックとの身分違いを思い知らされる厳しい歓迎だった。
いきなり静かな拒絶を感じる歓迎だな。身分の壁は厚い。
不安いっぱいの中でもパメラの存在は嬉しい。
女ばかり集まると嫌な感じよね。
なんか生々しいなと思ってしまった。この刺繍会みたいな集まり苦手だわ。
今回も疑いまくったメンバーは思っていたほど悪人ではなかったという。
控えめで大人しいクレアが、シャーロックに意外とすらすらと話していたのでクセモノかなと思っちゃったんだよね。
マーシャル夫人とその周りの人々っぽい人は苦手なのでつい…
それにしても、あの二人がもう出てくるとは思わずびっくり。
行方不明だったから登場してもおかしくないのにね。
身分差さえなければクリスを認めているというアルフの言葉はとても嬉しかった。
それだけ身分差は重要な問題なのだろうけど。
フローラのあれはやきもちとかだと良いんだけど。
今回もフリルが可愛かった。
襲われても犬を憎んだり嫌わなかったクリスへの好感度もアップ。
あの冷静さと賢明さは見習いたい。